図録が出てきました。。

東広島で開催されております「ふれる器」展の図録。
帰りに送った段ボールの中、お土産のもみじ饅頭の箱の下に隠れて忘れておりましたので、、遅くなりましたが自分のページだけご紹介。

吹染蓮図大壺

 器の中に絵画的空間、奥行きのある表現を目指し吹染釉下彩を考案しました。素焼きを繰り返しながら色彩を焼き重ねていく過程で大事に扱っているのが素材である土の白。磁器の白を背景と捉えるか、手で触れるような存在感のある物として捉えるか、作品の中で駆け引きを楽しみながら制作しております。この度「ふれる器」をテーマに蓮の連作を制作いたしました。濃緑の葉の中で乱反射する朝露、ポトリと落ちた白い花弁とのコントラスト、吹染の詩情世界が心のどこかに響いて頂けたら幸いです。

吹染蓮図大皿「水鏡」
白磁鉢「蓮」
白磁皿「蓮」

他の作家さんの作品、コメントなどは読んでいて面白いです。
A4サイズ、79ページで1000円!高いんだか安いんだかわかりませんが、美術館に問い合わせれば購入出来るかも知れませんね。出来なかったらごめんなさい。

<東広島市立美術館> 〒739-0144 東広島市八本松南2-1-3
tel 082-428-5713 fax 082-427-3058